日本語学B、日本語学研究B-a.b
火曜日Ⅲ講時
学部の一年生のときに日本語学概論を受講してすっかり魅了され正気を失い、一度目に我にかえったときには大学院生、二度目に我に返ったときには大学教員になっていました。高い志があったわけではありません。ただ魅了されていました。
特にありません。
むしろ文脈次第で素敵にも醜悪にも感じられるという言語の不確実性にこそ興味を惹かれます。
大江健三郎『水死』(講談社)
鋭利な主題と濃密な文体に打ちのめされてもうこの書物を読む前の自分には戻れない、という強烈な体験があなたを待ち構えております。どうか覚悟を持ってお読みください。